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上町だんじり紹介
宮入り神社 | 岸城神社 |
製作 | 昭和4年 |
大工 | 植山 宗一郎 |
彫物師 | 開 正藤 開 生●(●は王へんに民) |
彫物図柄
見送り | 下段 | 大坂夏の陣 |
上段 | 本能寺の変 | |
土呂幕 | 正面 | 川中島合戦(信玄謙信一騎打) |
右面 | 本多出雲守 荒川熊蔵の一騎打 | |
左面 | 加藤清正 新納武蔵守の一騎打 |
特徴
現在の岸和田城が慶長2年・小出秀政により築城された時、元々住んでいた住民が、上町に移り住んだと言われている。また、古くから岸城神社の氏子であったので宮入りはくじ引きなしの「宮本二番」。材料の欅は色目の揃った良材を選出したもので、完成後その余材でだんじりが3台も出来たという。製作されてから70年以上経た今日でも欅の色艶のよさは際立っています。太鼓の吊るし打ちも岸和田では初めてといわれています。