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中之濱町だんじり紹介
宮入り神社 | 岸城神社 |
製作 | 昭和26年 昭和27年完成 |
大工 | 天野 藤一 |
彫物師 | 木下 舜次郎 |
彫物図柄
見送り | 大坂夏の陣 | |
土呂幕 | 正面 | 平将門の勇戦 |
右面 | 加藤清正 九州征伐 | |
左面 | 本能寺 |
特徴
「水滸伝」と異名をとった先代の名だんじりは昭和20年7月の空襲により焼失。旧市21町では、戦後初の新調だんじりであり、欄干は高級材料である黒檀を用いた「黒欄干」です。また土呂幕はすべて3層張りで奥行きが深く、精巧細密な彫物が自慢です。纏の軍配団扇は江戸時代、城内で行われた相撲大会で町内の力士が優勝し授与された軍配を模したものである。また、正面欄干の番号持ちも横綱の土俵入りとなっています。通称の「なかんば」とは、かつての地名が「中ノ場」であったことによる。