岸和田市流木発電所が竣工

印刷用ページを表示する 更新日:2003年9月29日掲載

発電所の説明を聞く原市長の写真

 9月29日(月曜日)午前10時、岸和田市水道局流木配水場(流木町)で流木発電所の竣工式典が開催されました。
 岸和田市では年間総配水量の約93パーセントを大阪府営水により賄っていますが、今回の発電事業はこの府営水が送られてくる際の水圧を利用して小水力発電を行い、その電力を場内で利用しようというもので、全国でも初の取り組みです。
 小水力発電は、太陽光発電や風力発電のように気象条件などに左右されないため、1年中安定して利用できるだけでなく、火力発電や原子力発電などのように地球温暖化の原因物質の一つである二酸化炭素を排出しないなど環境面でのメリットもあります。
 式典で守口照男岸和田市水道事業管理者は、「発電設備から得られる電力を場内で活用することで、電力料金が削減できるだけでなく、二酸化炭素排出量の削減にも貢献できます」と語りました。このあと、原岸和田市長が発電機の起動スイッチを押すと、出席者らは発電状況が表示される特設の電光掲示板に見入っていました。
 発電によって得られる電力は、流木配水場から葛城配水場に圧送しているポンプの動力として活用されます。
 小水力発電に関する主なデータは次のとおりです。

  1. 年間で削減できる電力量 約35万kWh
  2. 年間で削減できる電力料金 約440万円(削減率は約47%)
  3. 年間で削減できる二酸化炭素量 約252トン
  4. 設備耐用年数 約25年