冬の到来 新酒が完成!

印刷用ページを表示する 更新日:2010年11月29日掲載

 稲葉町の造り酒屋、井坂酒造場(1818年創業)で、今シーズンの新酒が店頭に並び、店の軒先の真新しい緑の杉玉が、冬の訪れを告げています。

井坂酒造場の写真です

 最後の味の調整である4段掛けが25日に、26日は搾り機(通称:「槽(ふね)」)に通す最後の工程が行われました。搾り機を通ったものが清酒「三輪福」に、搾り機を通さないそのままのものは「三輪福にごり酒」として井坂酒造の店頭に並びます。

 25日に行われた「4段掛け」は「添(そえ)」、「仲(なか)」、「留(とめ)」と呼ばれる工程の3段仕込みを経て20日間程度発酵された後に行われる最終工程で、蔵で作った甘酒を最後に投入することにより甘さを調整し、酒蔵独自の味を最終的に決めるものです。フルーティで芳醇な味が特徴の「三輪福」は比較的多めに「掛け」が施されています。

井坂酒造場の写真です 井坂酒造場の写真です

 井坂酒造場では、蔵主の井坂佳嗣さん、杜氏を務める息子の井坂喬昭さんを始めとする4人で、10月末から4月いっぱいくらいまで休みなしで酒を作りますが、特有の香りとピリっとした刺激がある新酒は、この季節にしか味わうことができません。

井坂酒造場

岸和田市稲葉町117
電話:072-479-0074