兵主神社で文化財消防訓練を実施

印刷用ページを表示する 更新日:2010年1月20日掲載

  1月26日は「文化財防火デー」です。  市消防本部では、市民の文化財を大切にする気持ちと防火意識を高め、消防活動体制の強化を図る目的で、毎年この日に合わせて、市内の文化財保有施設を対象に消防訓練を実施しています。

 今年は、1月19日(火曜日)の午後2時から兵主神社(西之内町)で文化財消防訓練が行われました。訓練には岸和田市消防本部や同神社関係者、兵主神社敬神婦人会ら約30人が参加、救急車やタンク車など消防車両4台が出動しました。

放水を行う神社関係者救急搬送される敬神婦人会の参加者

 訓練は、神社の社務所付近から火災が発生し、強い西風にあおられ拝殿に延焼拡大の恐れが生じたとの想定で実施。神社関係者の119番通報の後、敬神婦人会による消火器での初期消火活動や傷病人の救急車への収容、重要物品の搬出の後、消防隊と神社関係者による放水が行われました。

 訓練に参加した兵主神社の村田加陽子さんは、「皆さん、キビキビと消火活動をしてくれたのでよかった」と参加者たちを頼もしそうに話しました。

 本殿は室町時代の建築で、国の重要文化財に指定されています。昨年、約30年ぶりに保存修理が行われ、美しい姿を取り戻しています。その他にも兵主神社には古くから伝わる、貴重な文化財が数多く保管されています。これらは、昔から引き継がれてきた貴重な郷土の財産です。火災発生に備えることは必要ですが、その訓練が生かされる状況が発生しないように普段から気をつけていきたいものです。