被災した蝶の標本が自然資料館に
印刷用ページを表示する 更新日:2011年6月9日掲載
6月8日、きしわだ自然資料館に東日本大震災で被災した蝶の標本408点が送られてきました。
これは、巨大津波により壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市立博物館の標本救済のため、岩手県立博物館から西日本自然史系博物館ネットワークを通じて依頼があったものです 。
標本箱に整列しなおされて、一見きれいに見えます。しかし、泥がかぶっていたり、一度海水につかっているので、顕微鏡では塩の結晶が確認できます。
ヒメキマダラセセリ(写真中央の赤茶色)・キリシマミドリシジミ(左上の黄緑色)・アカシジミ(左のオレンジ色)など。
ヒメキマダラセセリのラベルには、「陸前高田市」の文字が見えます。
ヒメギフチョウです。主に東日本で生息しています。
泉州地域では、きしわだ自然資料館と貝塚市立自然遊学館に依頼がありました。
今後は、筆や洗浄液を使って、蝶についた塩や泥を取り除く作業を行う予定です。
