中国広東省汕頭市と友好都市締結20周年
岸和田市と中国広東省汕頭(しゃんとう)市は友好都市締結をして、今年で20周年を迎えました。
その記念事業として、「汕頭市青少年優秀書画作品展」をマドカホールで開催され、7月29日(木曜日)の開会式には、蔡 宗泽(さい そうたく)汕頭市長も出席されました。
作品展に先立ち、7月28日(水曜日)に蔡市長は野口聖岸和田市長を表敬訪問されました。
野口市長を迎え、「心より歓迎いたします。1990年の友好都市締結以来、さまざまな分野での交流を通じ、両市の相互理解と信頼関係が深く浸透していることは誠に喜ばしい限りです。この訪問を機に友好関係が更に緊密に進展することを願います」と挨拶しました。
蔡汕頭市長は、「岸和田市と友情を深め、連携を強めていきたいと思います。これからも協力し合い、発展できる関係を築けることを期待します。」と挨拶されました。
「汕頭市青少年優秀書画作品展」は、7月29日(木曜日)~31日(土曜日)にマドカホール(岸和田市荒木町1丁目)で開催され、汕頭市青少年(小・中・高校生)の作品71点 汕頭市書道家 謝佳華(しゃ かっか)氏の作品10点 汕頭市画家 馬鳴(まー めい)氏の作品21点が展示されました。
中華人民共和国広東省汕頭市
岸和田市と中華人民共和国広東省汕頭市とは、1990年6月2日に友好都市締結を行っています。
| 成立 | 1979年1月23日 |
|---|---|
| 市長 | 蔡 宗泽(さい そうたく)氏 (2010年7月時点) |
| 総面積 | 2,064平方キロメートル(岸和田市:72.24平方キロメートル) |
| 総人口 | 506.57万人(2010年現在) |
| 海外友好交流都市 | 岸和田市(日本)、セント・ジョン市(カナダ)、平沢市(韓国) |
| 市花 | 金鳳花(火焔樹・鳳凰木/マメ科)、蘭(シュンラン) |
| 気候 | 亜熱帯性海洋気候 年間平均降雨量 1,366ミリメートル 年間平均気温 22℃ |
地理
汕頭市は中華人民共和国広東省東部に位置し、韓江のデルタの南端、“嶺東の戸口、華南の要衝”の美称で呼ばれる、経済特別区、沿海開放都市として有名。
金平、竜湖、澄海、濠江、潮陽、潮南の6つの区を管轄する。
南シナ海に臨む卓越した自然環境、北回帰線が全区域を横断し、亜熱帯性海洋気候に属し、冬は厳寒でなく、夏は酷暑がないため農産物も豊富。特に汕頭みかんは“かんきつ類の皇后”と言われている。
市内北部には北回帰線の通過点置を示す「北回帰線標志塔」がある。
古くから華僑が多く、海外と密接に関わっている。
歴史
宋代に村落が形成され、元代には漁村が発展し、廈嶺となる。
1563年に潮州府に澄海県に帰属。清の康熙年間に沙汕頭砲台が築かれ、雍正年間には汕頭と簡称するようになった。
第二次アヘン戦争後潮州港の治安悪化によって代替港として対外開港された。これ以降、広東省東部の玄関口としての地位を得て発展をするようになる。
1919年汕頭市政局設置。1930年正式に市政が施行され、広東省政府帰属。中華人民共和国成立後、1958年、汕頭専区が設けられ、名実共に潮汕地区の中心地となる。1981年経済特区設置。1991年行政区域の分割が行われ、潮州市、掲陽市が新たに地級市とて独立。
中国の4つの経済特別行政区のひとつであり、広東省東部の政治・経済。文化の中心地。
文化
住民の多くは潮州にルーツがあり、広義の閩南語の一種である潮州語を話す。
食べ物は、海の幸を生かした潮州料理の本場であり、最高級とされる上品で淡白な味付けの潮汕料理も有名。
歴史的に華僑を多く輩出している土地であり、海外との交流が密接である。
香港に近く、ヨーロッパとの交流によって生まれたスワトウ(汕頭)刺繍は有名で、欧州の刺繍手法を独自に発展させた技術である。
汕頭の地方劇「潮劇」は広東地方の三大劇の1つで、中国の十大劇の中の1つ、500年余りの歴史がある。美と情感を表現して、独特な表現芸術と著名な役者、独特の楽器と曲調、誰でも楽しめる題材から大衆の好感を深く受け、国内外に伝わっている。
ほかに、精巧な潮汕陶磁器、金メッキ木彫刻などの工芸美術品も有名。
